歯周病治療の基本的な流れ

精密検査・治療方針の説明

精密検査後に治療方針を説明し、治療を開始します。

歯周病初期治療

お口の中の状態をご自身で把握して頂く事から始まり、 ご自身で歯ブラシや、デンタルフロスが 正しく行えるようにご指導します。 その後、歯石の除去、歯周病の進行度合いによっては麻酔を して 歯周ポケット奥深くの歯石を除去し、ざらざらな歯根面を磨き 歯根面が滑沢に成るように 仕上げます。

これらの処置と平行して現在装着されている被せものや詰め物の縁と歯との間に、 隙間やオー バーラップの様な不適合がある場合は歯周組織に悪影響を及ぼすため、 除去した後に仮歯を装着 します。

再検査・治療方針の決定

再度歯周病検査を行い治療方針の検討を行います。 結果は次の1 ~ 3 に分かれます。

歯周外科治療が不要で欠損歯が無い場合

6. メインテナンスに移行します。

歯周外科治療が必要な場合

4. 歯周外科治療を行います。

歯周外科治療が不要で欠損歯が無い場合

5. 補綴処置を行います。

歯周外科治療

歯周初期治療後、再評価し歯周ポケットが健全な深さ及び炎症が消失しない場合は歯周外科処置 を行う必要があります。
歯周外科治療後、欠損がある場合は次の補綴処置に移ります。

補綴処置

歯質の欠損がある場合はブリッジやインプラントなどの咬み合わせの回復処置をとります。

メインテナンス

治療結果を良好に長持ちさせるためには、歯周病治療がベースのメインテナンスが大切です。